お悩み相談室
Q.クラミジアって最近増えていると聞いたけどどんな病気ですか。
クラミジアは性行為によって伝染する性感染症(STD)です。性感染症はかっては歓楽街での病気でしたが、最近は若年層を中心として一般の人々に広く蔓延しています。
クラミジアは10代の女性の3人に1人、20代の女性の5人に1人感染しているとされ最近特に急増しています。
クラミジアはウイルスより少し大きいくらいの細菌に分類される小さな微生物です。その特徴はヒトや動物の細胞に寄生することによって増えて繁殖していきます。
クラミジアは感染しても80%は無症状であるために、感染の事実をしらずにパートナーを感染させてしまい広めていくことになります。また男性と比べ女性は排尿による自然治癒が少ないため、患者は女性に多いと言われています。またオーラルセックスが日常化している現在、のどにもクラミジアがおおく検出されます。このように健康な大人にとっても他人事ではありません。
女性の膣肉に入ったクラミジアは子宮の入り口から上へ上へと感染し卵管から腹腔内(お腹の中)に浸入していきます。このような状態になっても、おりもの、下腹痛、性交痛等の症状がない場合も多く、卵管の上皮細胞を痛め将来の不妊症や子宮外妊娠に関連します。
クラミジアなどに感染していると性感染症でもっとも恐ろしいHIVに感染する率が3〜4倍に上がるというデータもあります。
現在では検査は2〜3日で判明し、治療には良い薬も開発されています。何よりも早期発見、早期治療が大切です。当院で一度お気軽にご相談ください。
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